他人事でない、医療事故の現実を教えてくれる本 医療過誤による死亡者数は交通事故死よりも、乳癌による死亡率よりも多いという衝撃的な調査結果を初めて公表したアメリカの医学研究所報告の翻訳。事故を医師や看護婦などの個人の責任にしていてはなんの解決にならないことを訴えるとともに、いかに医療事故を防ぐかという具体的な方策も提案している。アメリカ医療界が熱心に医療事故対策に取組むように方向転換したきっかけとなった報告書でもあり医療従事者だけでなく全ての人に読んで医療の現実を知ってもらいたい。 なお、第一版は一部数値の桁が間違っており正誤表がついているのでご注意を!
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